Part 02 Chapter 06(P.80)
Javaの基本データ型(プリミティブ型)
種類 |
型 |
用途、説明 |
範囲 |
リテラルの例 |
論理 |
boolean |
真偽値 |
trueまたはfalse |
true、false |
整数 |
char |
2バイトUnicode文字。 |
‘¥u0000’〜’¥uffff’ |
A’、’あ’、’¥u3042
|
byte |
1バイト整数 (2bit) |
-128(-27)〜127(27-1) |
12(10進数)、 |
|
short |
2バイト整数 (16bit) |
-32768(-215)〜32767(215-1) |
||
int |
4バイト整数。(32bit) |
-231 〜231-1 |
||
long |
8バイト整数。intで桁が足りない時はこれ (64bit) |
-263 〜263-1 |
||
浮動少数 |
float |
4バイト浮動小数 |
単精度の浮動小数点数 |
1.2、1.2d、1.2f |
|
double |
8バイト浮動小数 |
倍精度の浮動小数点数 |
|
データ型には「基本データ型(プリミティブ型)」と、のちに出てくる「参照型」がある。
「参照型」には配列やクラスなどが含まれる。
表の「範囲」は、格納できる値の範囲で、範囲がおおきいデータ型はいろんな数んおデータが入るが、1つのデータにつきメモリ容量をたくさん使う。
基本データ型はC言語の時代から続いているそうです。
整数
- byte
- short
- int
- long
127を超える数を扱う場合、byteでは入りきらないのでそれより大きいintなどを使う必要がある。一方、byteの方が一つの変数当たりに使われるメモリ領域が少ないので、変数の個数が多き場合にはbyteの方がメモリの節約になる。
ただし、現在のパソコンは高性能でメモリも大量に搭載しているので、通常のアプリケーション開発では、よほど大量のデータを扱うのでなければ、このようなメモリの節約云々を機にする必要はありません。
組み込みや携帯電話用アプリなどメモリの少ない環境でない限り、特に理由がない場合は<int>を選択し、intに格納できない大きな数字を扱う時は<long>を選びましょう。
整数リテラル
リテラルってなんだっけ?
リテラル:ソースコード中に直接記述する、値を示す文字のことをリテラル(literal)という。例えば「int a = 1」の代入する「1」がリテラルです。
普通の数字で記述
数字の後ろにL(または小文字のl)をつけると、整数リテラルがlong型であることを示す。整数の範囲を超える数字の場合や明示的にlong型であることを示したい場合にLをつける。
8進数の整数リテラルの記述例
先頭に「0」をつける
(8進数の12は10進数10)
16進数の整数リテラルの記述例
先頭に「0x」をつける
(16進数のAは10進数の10)
ターミナル:
➜ datatype javac Renshu_ori.java
➜ datatype java Renshu_ori
a=10
b=123456789101
c=10
d=10
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